地福寺(気仙沼)

地福寺(気仙沼)
「めげない にげない くじけない」地福寺のサイトへようこそ

2015年12月25日金曜日

地福寺 年末年始の行事について

平成27年(2015年)が暮れようとしています。

年末年始の地福寺の行事についてご案内させていただきます。

12月31日 除夜の鐘

今年も大晦日の午後23時30分より除夜の鐘を撞き、24時より本堂で新年の祈りを修します。

ご参加された方には縁起物をプレゼントいたします。多くの皆様のご参拝をお待ちしております。

  • 日時:12月31日 23:30〜
  • 場所:地福寺 本堂
  • 備考:縁起物のプレゼントがございます

1月1日〜3日 修正会

この修正会という法会は新年を祝うものですが、平安中期頃にはすでに始められていたといわれています。だいたいのお寺では元日から数日間、法要をおこない、前年の悪を正し、天下泰平や万民豊楽、そして仏法興隆と寺門の繁栄を祈るのです。そして、それをお札に念じ込めて、檀家の皆様の家にお配りするのです。

1月4日 正月回礼(新年挨拶、正月札配布)

正月のめでたいお札を各家に配ります。

1月16日 正月参り

本堂では女性部によるつるし雛の展示が行われます(15日〜16日)。詳しくはご覧の地福寺ホームページにて改めてご案内致します。

12月20日 地福寺の大そうじをおこないました


12月20日、地福寺の大そうじをおこないました。新しい一年を迎えられるように地福寺の檀家さんたちと一緒に作業をおこないました。


脚立を用意して、怪我がないように注意しながら、手慣れた様子で作業を進めていきました。


大そうじのあとは、忘年会!今年も一年お疲れ様でした。

本日の地福寺(2015年12月25日、晴れ)


今朝から気仙沼市内では雨が降っていましたが、午後にはご覧のように雨雲は去り、風邪が強く吹いています。


気温はそれほど低くなく、冬将軍もひとやすみ、といったところでしょうか。


地福寺の玄関には今年一年のお役目を終えようとしている羊の隣に、来年の干支の猿が今か今かと出番を待ち構えています。


この活け花は池坊師範の鈴木優月さん(地福寺花園会女性部れんげの会の庶務をつとめられています)が定期的に活けてくださっているものです。

2015年12月18日金曜日

本日の地福寺(2015年12月18日、晴れ)


本日はすっきりと晴れわたり、キリッと寒い地福寺からは、遠く海の向こうまで見渡せそうな一日です。


地福寺の花園会館の片隅には、これから「絵付けだるま」になる石が並んでいます。


『本吉町寺谷地区に有る子どもの居場所「気仙沼あそびーばー」を応援する為、地区のおじいちゃんおばあちゃん達が作った正月飾りです。1ケ600円です。どうぞ宜しく御願致します。』


2015年12月11日金曜日

本日の地福寺(2015年12月11日、雨)


今日は未明から雨が降りしきり、気温はそれほど低くないものの寒さが身にしみる一日です。


午前中には地福寺本堂の追悼の間にて、位牌開眼供養をおこないました。ご遺族、役員、関係者はじめ沢山の方にご出席いただきましてありがとうございます。


地福寺本堂の追悼の間のようすです。亡き方々、未だ行方の分からない方々の位牌があります。合掌し会話をしにいらしてください。


開眼供養のあと、地福寺花園会館では茶話会が開かれました。亡き方々の思い出話に花が咲いているようでした。


この活け花は池坊師範の鈴木優月さん(地福寺花園会女性部れんげの会の庶務をつとめられています)が定期的に活けてくださっているものです。

追悼の間 位牌開眼供養をおこないました



2015年12月11日、地福寺本堂の追悼の間 位牌開眼供養をおこないました。雨が降りしきり足下が悪いなか、ご遺族の方々、役員、そして関係者の皆様に足を運んでいただきました。本当にありがとうございます。


開眼供養での片山住職のあいさつ、また総代長のあいさつ(要約)を以下に記します。

片山住職のあいさつ(要約)

私もずっとこの慰霊の場を気にかけていたのですが、ようやくこうしてととのえることが出来ました。これは、ずっと当地を支援していただいた皆様からも応援を頂いて完成したものです。

(行方不明などにより)まだ揃っていない方々もいらっしゃいますが、お写真に合掌していただければと思います。

この慰霊の場は、正直言って、大変つらい場所でございます。

今朝も思い出話をして涙していたのですが、東日本大震災から5年になろうとしていますが、ご遺族の方々にとっては月日が経ってしまったとしても昨日のことのように思い出すことと思います。

ここに写真を掲げたことによって、いつでもお会いできますから、地福寺にお立ち寄りの際はここで会話をしてください。

姿、声はこの世から消えてしまっても、本当に生き続ける命があるんだな、と強く思います。その見えない命は大いなる命となって、私達を見守ってくださいます。

いつでもここに来て、亡き方々にお会いになってください。今日の開眼供養にも、きっと耳を傾けてくださっていると思います。


まだまだ、この波路上地区(気仙沼市では人的被害が一番大きかった)では行方不明者が50名近くおります。そうした方々にも、ここで拝んでください。そして、私たちが頑張っていること、また故郷の復興に努力している姿を見せてあげてください。

今日は本当に、ありがとうございました。

総代長のあいさつ(要約)

本日は雨のなか、ご遺族はじめ役員、関係者の皆様にお集まり頂き、ありがとうございます。

思えば、東日本大震災の時点ではまだ犠牲者はありませんでした。しかし、そのすぐ30分後にはあの大津波で沢山の方が亡くなり、また行方がわからなくなりました。

亡くなった方々、行方がわからない方々に対してはこの場所で合掌し、お線香をあげることでご供養をして頂ければと思います。

また、我々のことは天国のみなさんもご覧になっていると思いますので、精一杯前向きに過ごしていきたいと思います。皆様の今後のご健勝をお祈りいたします。

本日はありがとうございました。

2015年12月3日木曜日

高知県臨済宗 わらじの会


東日本大震災以降、毎年お越しいただいている方々がいらっしゃいます。

高知県臨済宗 わらじの会のみなさんです。青源寺、清雲寺、養花院、長泉寺、江雲寺、菩提寺の住職のみなさんで、いつも地福寺にいらっしゃってはあたたかくも力強いご支援を頂戴しております。

また、神戸のキャンドルブランド moucandle(モーキャンドル)様、清雲寺キャンドルナイト関係者一同様(清雲寺キャンドルナイト2015のようす:moucandleブログより)からも、力強い復興支援を頂戴いたしました。ありがとうございます。

下の写真は先日地福寺にお越しいただいた際に撮影したものです。本当にありがとうございます。

気仙沼警察署にて講演をおこないました


11月27日、気仙沼警察署にお声がけ頂き、片山住職が講演をおこないました。

『東日本大震災から五年目〜「いのち」をみつめて』をテーマに、警察官の方々や、お隣の合同庁舎の方々を前にお話しをさせていただきました。

東日本大震災では、気仙沼署では2名の警察官が殉職されました。音楽説法グループ カッサパ(三迦葉)の曲に乗せ、その方々のエピソードに触れながら「己を焦がし、他を照らす」人間の喜びを説き、日頃から粉骨砕身、気仙沼で奮闘されているみなさんへエールを送らせていただきました。

本日の地福寺(2015年12月3日、くもり/雨)


本日の地福寺周辺はくもり、昨晩降った雨がところどころに水たまりを作っています。

気温はじんわりと暖かく、寒さを感じることはありません。つい昨日はとても寒い朝でしたので、そのギャップが余計に暖かさを感じさせます。


晴れていればすっかり見える太平洋は、今日は霞んでうっすら見えるくらいです。

また、向洋高校跡には高く土が盛られている様子が見えます。

今日は午後から宮城県文化協会の忘年会にて、音楽説法グループカッサパ(三迦葉)の講演があり、南三陸志津川に行ってまいります。